パワフルな火力のガスコンロや大量の食材を保存できる冷蔵庫など業務用厨房機器は、飲食店をはじめとする業務用の厨房に欠かせない機器類です。
これから業務用厨房機器の導入を一からするのであれば、厨房に必要な機器をピックアップして、予算と照らし合わせて選ぶようにします。

飲食店の厨房に導入するべき業務用厨房機器をチェック

飲食店には業務用厨房機器が導入されることで、スピーディーに多くの調理ができますし保存をすることもできます。
これから飲食店を始めるにあたり、業務用厨房機器はどのような製品を揃えるべきか、把握をしたうえで購入を検討すると良いでしょう。

一般家庭用調理機器類とは異なり、業務用厨房機器は大型で金額も高額です。
闇雲に購入をすると、予算オーバーになることも考えられます。

レストランや居酒屋などの店舗を持つ飲食店は、多くのお客さまの注文にすぐ応えなければなりません。
十分な食材保存のできる厨房機器といえば、業務用の大型冷蔵庫です。

冷蔵付き冷蔵庫だけではなく、業務用は冷蔵庫と冷凍庫に分かれた製品もあります。
氷を入れた飲み物などを提供する店舗なら、厨房機器に製氷機があれば大変便利です。

毎回氷を購入するより、店舗で常に氷ができていると、氷のストック切れも防げます。
新鮮な食材をお客さんが見て楽しめる、またそこから食品を選べるような製品なら、冷蔵ショーケースを検討しても良いでしょう。

コストを大幅に抑えられる中古の業務用厨房機器

さまざまなタイプのある業務用厨房機器ですが、業態により何を購入するべきか違いがあります。
すべての厨房機器を新品で導入することもできますが、予算を押さえるなら中古品も視野に入れてみると良いでしょう。

すべての厨房機器を新品で決めた場合、トータルコストは約100万円を軽く超えます。
費用を抑えるなら中古の業務用厨房機器、探してみると新品の半額というケースもあるのでお得です。

廃盤になった業務用厨房機器も、中古なら見つけ出せることがあります。
納期に関しても中古の業務用厨房機器なら、新品より早い納期で導入できることもあり、急ぎの際には助かる点です。

ただ厨房機器の中古品は安いですが、あくまでも中古なので不具合発生率も高めになります。
使用感があるのも中古だから、清潔感という面では業務用厨房機器としても、あまりお客さんの目に触れさせたくはないでしょう。

保証期間としても新品より短め、長い保証で清潔感があり、故障リスクのない業務用厨房機器を望むなら新品の製品です。

厨房レイアウトや人の動きまで考えて導入

厨房に業務用厨房機器を揃える際に、まずは厨房の動線やレイアウトを確認しましょう。
それぞれの厨房の広さは異なりますし、人が働く際に作業のしやすいスペースを確保しておくことも大事です。

すべて新品の業務用厨房機器を揃えられれば稼働も順調ですが、難しいならいくつかは中古で揃えるなど考えてみるのも良いでしょう。
いくつもの飲食店のタイプがありますが、使う業務用厨房機器で共通して必要な製品もあります。

調理をするときや作業時には、業務用冷凍冷蔵庫は欠かせない業務用厨房機器の1つ、コードテーブルなどの作業台も必要です。ガスレンジやガスコンロなど、業務用の火力の強いタイプが必要になります。
常に氷が完成状態にしておける製氷機に、大量のごはんを用意できる業務用炊飯器も多くの厨房で大活躍です。

設置義務のある機器として2層シンクや手洗い器に、戸の付いた食器棚なども必要でしょう。

まとめ

業務用で販売される業務用冷蔵庫は広くて大きく冷蔵の力も高く、食材を長く新鮮な状態で保存できます。
業務用厨房機器は業務用だけあり機能性に優れ、美味しい飲食を提供するために欠かせません。

ただ費用面は業務用なので高め、新品と中古を上手に導入すると良いでしょう。