使わなくなった厨房機器は店舗に置いたままにはできないため、適切な方法で処分をしなければなりません。
最も一般的なのは回収業者への依頼であり、閉店時の厨房機器処分なら、ほかの粗大ごみまで回収してもらえます。
粗大ごみとしての処分や不用品回収業者への依頼も
日常に出る燃えるごみとは異なり、不要になったからと言って簡単に処分できないのも業務用厨房機器です。
飲食店の閉店で厨房機器を処分することもありますし、故障による買い替えで処分をすることもあります。
いずれにしても悩むのは厨房機器の処分の仕方、家庭用キッチン機器の処分も悩ましいですが、業務用厨房機器は大型でさらに処分には困るはずです。
ところが厨房機器の処分は案外難しいものではなく、いくつかの選択肢があります。
一般的な大きなごみの処分で思い浮かぶのは粗大ごみとして出す方法、自治体指定の処分方法であり、処理場には自分で厨房機器を運ばなければなりません。
店舗から処理場へ厨房機器を持っていくのは大変な労力を必要とすること、処分代もかかります。
無駄な力を使わずできる厨房機器処分方法は、不用品回収業者に厨房機器処分を依頼する方法です。
民間企業なため費用は業者により異なるのが不用品回収業者への依頼、産業廃棄物収集運搬業許可を持つ業者に依頼をします。
産業廃棄物として処分する厨房機器だと、産業廃棄物収集運搬業の許可が必要だからです。
リサイクルショップや厨房機器買取専門店の利用も視野に
壊れた厨房機器の処分や買い替えのためなど、厨房機器はいずれ処分を検討する時期がやってきます。
普段不要なものを手放すときに、多くの人が活用をするのはリサイクルショップです。
あらゆるカテゴリーの買取を行うリサイクルショップですから、家電や家具に日用品まで取り扱いは幅広くなります。
いらなくなった厨房機器の種類はさまざま、リサイクルショップで買取できる可能性は高いです。
大型厨房機器ともなると店舗まで直接運搬できないと悩むこともありますが、リサイクルショップで出張買取サービスがあれば問題はありません。
完全な故障状態や破損、劣化や激しい汚れなど買取できないケースもあります。
業務用冷蔵庫をはじめとする大型の厨房機器は、種類により買取不可なこともあるため、事前に買取可能かを問い合わせすることです。
リサイクルショップは全ジャンルの買取に対応しますが、専門的な査定で満足のいく査定額を希望するなら厨房機器の買取専門店を選びましょう。
状態不問ですべての厨房機器買取に対応するわけではないものの、ほかで断られた厨房機器も専門店なら買取してもらえる可能性は高めです。
現代人に身近な存在となったネットを活用することも
インターネットが広く普及した時代ですから、厨房機器の処分にフリマアプリやネットオークションへの出品をすることもできます。
買い手がつかず売れ残ることもあり、売れたら厨房機器配送手配は自分ですることに、送料が高くなりやすいのも厨房機器です。
自分でオークションなどを活用して処分するため、売値も自由に設定できます。
高値での厨房機器処分を望むなら、インターネットを介したフリマやオークションは可能性が高いです。
周囲を見渡してみて厨房機器を必要とする人がいるなら、回収や買取ではなく譲ることでの処分ができます。
飲食店経営者や飲食店開業を計画している人がいるなら、声をかけてみるのも良いでしょう。
安価な買い物ではないのが厨房機器、新品厨房機器は高額なため、欲しい人に譲るのは喜ばれます。
まとめ
定期収集に普通のごみとして出したり、自治体に粗大ゴミとして処分してもらうこともできる厨房機器、誰かに譲ることもできます。
不用品回収業者への回収依頼は楽な処分方法、お金にするならリサイクルショップや買取業者の利用も賢い方法です。